大人が本気の悪ふざけ。(Kay-ta Ver)

下記、文面はKay-ta君が日記に書いた文章を勝手に転載した文章です。

読んでて熱くなったのでそのまま転載。

注:決して自分が書くのが面倒で転載したんぢゃ〜ありません。w

って事で。

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 大人って良い。

 大人が本気になって遊ぶと凄い事になるって言うのを体験した日曜日だった。

始まりは飲み仲間の一言。 「金城さやか (16歳。女子全日本3位のモトクロスレーサー)と友達になったんだけど 今アメリカに移って来て全米1位を狙って頑張っている彼女と彼女を信じて店を畳んで一家でアメリカに移って来た家族を応援する感じで何か出来ないやろうか?」 アメ車の輸出業をやっていて、飲んでる時には下ネタ部の部長を務める人情派、てっちゃんの言葉である。 

 因にてっちゃんがさやかちゃんと知り合いになったのはロサンゼルスきっての情報収集兵器、マサボラアンテナが関わっている事も書くべきであろう。

 

 最初は全部自分で作るつもりだった。 さやかちゃんが好きな音楽がR&B, HipHopなので、頑張って自分でトラックを作ってみた。 しかし いかんせん僕はギタリストとしては活動していても トラックメイカーではない。 全米1、つまりは世界一を目指す彼女に贈る曲としては役不足であろう。 そう思い僕は自分で作ったトラックをお倉入りにして 携帯電話を取った。

 電話した相手はまず Mauli B。 もう4〜5年来の付き合いになるのだが端的に言ってロサンゼルスで一番歌の上手いお兄ちゃんである、いや半端ないんですこれが。 
  
 作曲家としては R&Bの大御所Gladys Knightのアルバムに曲を提供し、なんとそのアルバムはグラミー賞を獲得!  また日本でも有名なRain (ピ)のデビューアルバムで韓国でナンバ−1シングルを取った曲 "Do You Like Me Now" の作曲者でもある。  昨今ではDance WarというABCネットワークの番組でも全米ネットワークのテレビ出演もしていて、共演者/共作者としてはNe-YoやMelissa Ethredge の名前も挙がる。 

 
  

   彼ゲット。

 


 そしてアレンジャートラックメイカーとしては Lance Tolbert。 

凄腕キーボーディスト/ベーシスト。 マライアキャリー、シャンテムーア、ケニーラティモア、ヴァンハント、チャーリーウィルソン等様々なアーティストのベーシストとして世界中を廻りながら (Charlie Wilsonの彼がベースを弾いた曲はビルボード全米R&Bチャートの1位になっている) またアレンジャーとしてもMary J Bligeのテレビ放送ライブ用のストリングアレンジをしたりと まぁ忙しい人です。


 彼もゲット。


 そして エンジニアとしては JUN ISHIZEKI。

Black Eyed Peasの Elephunkというアルバムでのエンジニアリングでグラミーのノミネート、Kanye Westのアルバムでもエンジニアを担当しここでもグラミーノミネート! また日本のアーティストさんでいうと安室奈美恵Chemistry倖田來未等の数々のヒット曲をミックスしている、まあトップですよトップ。

 


   彼もゲット。


 まず僕とMauli で集まってコンセプトと曲の大まかな雰囲気を作り、それをLance に持って行ってアレンジしてもらう。それをもう一度Mauliと聞きながら微調整。うーん良い感じ。 

 そんな中じゅん君の力でRecord Plantという名門スタジオを使えるかもしれないという電話! これは凄い! スケジュールの都合上ギリギリまで解らなかったのだが 5月10日に決行となる。

 てっちゃんマサ君のえだまめTVというYoutube 番組用にビデオを3台持ち寄ってハリウッドの超一流スタジオRecord Plantに潜入!

 17時からギターを録り始める。うん良い感じ。 そして19時半位からボーカルを録り始める。 Mauli 早い! 正確! 凄い! そして淡々と正確に作業を進めスタッフに的確な指示を出すじゅん君!

 21時位にLance 到着 Lanceの的確でクリーンなアレンジ力がこの曲を支えているのである。

 そしてこのドラマのクライマックスがここから始まる。

実はこの曲のタイトルは事前に決めていてそれは。 

     


     "Say" - a.k.a. Dream Catcher-


 メインタイトルとサブタイトルを続けて読むと Sayaka Dream Catcherという風に読める仕掛けになっているのである。

 そのままサヤカという言葉を使ったりモトクロスとかっていう言葉をそのまま使ってしまうと応援歌としては成立しても皆が聴ける曲としては成立しにくい。 しかしさやかちゃんを応援している曲であるという部分は残したい。 この2律背反を巧く統合させたタイトルであり曲である。

 21時半。 さやかちゃん、そしてそのご家族。そしてたくさんのさやかちゃんを支える友達の皆さんをスタジオに招き入れて 種明かしをする。

 てっちゃんがマジックで書いてくれた曲のタイトルを見せ、そしてスタジオのスピーカーで大音量でラフミックスの今出来たばかりの "Say" を聞く。

 

 さやかちゃんのお父さんの涙、さやかちゃんの涙 お母さんの涙。



 そしてメインイベント 皆のコーラス録り!

この曲にはMauliに皆で叫ぶセクションを入れてくれと事前に頼んであったのである。 この曲最後のミッシングピースをはめ込む為に 総勢20名くらいであろうかさやかちゃんを応援する人々そしてさやかちゃん自身がスタジオに入る。 Lance, Mauli, も 勿論参加。 一本のマイクを囲んで 皆で一斉に 

「HEY!」

そして最後におまけ的な10秒程のこの曲のアコースティック版も皆で作る。
Mauliの的確な指導の中、20人がパート分けをされて皆で手拍子をする。 大きな拍手で曲が終わる。 

 ガラスの向こうのJUN ISHIZEKIが 無言で親指を高く上げる。 その瞬間一層大きな拍手が大きなスタジオを包む。  

             


            大成功だった!

 

これらの一連の流れは近日中に件のEdamame TVにてYoutubeで視聴できる様になります。


 しかし本当の戦いはこれからである。モトクロスレースにはお金がかかる。

この曲はそんな彼女のチームを精神的にだけでなく実質的に少しでも支えられればと思って作ったのがこの曲である。 

 この曲は6月中旬にI-Tunesでカップリング曲 「Route678」を入れて発売予定である。(678 はさやかちゃんのゼッケン番号。)

そして着うたフルでもこの曲を販売できる様に今計画中でもある。

 そしてこの曲の売り上げの制作費を除いた全ては彼女のチーム運営費に行く様に設定中である。


 彼女を応援したいと言う人、あるいは単にこの曲が良いなと思った人は是非ダウンロードして頂きたい! 

 大阪の女の子が世界一になるその瞬間を見たいと思う皆さんの応援がそのままレースの運営に繋がる! 


 近日中にもっと詳細をアップデート致しますので 乞うご期待! 
  


 いやー大人って良いね。

まずはここからどうぞ。