食中毒な3日目 (天然毒ソラニン)

いきなりですが、食中毒初体験は辛いです。
3日目だけど、下痢が相変わらず止まりません。

オロナインが無ければ、俺のASS HOLEは死んでる。
オロナインを塗る姿は絶対に見られたくないですが、ありがとうオロナイン!


とりあえず、原因を調査する事に。
3日前の晩飯。

食ったのは、ベーコン、目玉焼き、ハッシュドブラウンとご飯。

この中で一番ヤバそうな物だったのが、ハッシュドブラウン(ハッシュポテト)。
このジャガイモを購入したのは今から約1ヶ月前。


勿体ない精神で、早く使わないと痛んで勿体ないと、食中毒の数日前からジャガイモ料理を作ってた。
当のジャガイモは購入から1ヶ月経つと、フニャフニャで芽も少し伸びてる。
色も少し茶褐色になり、見た目は悪い。

でも、食中毒数日前にもハッシュドブラウンを作ったけど身体は何も変化が無かったので、いつものように使用してみた。
これが大きな間違いだったと気が付くのは、食中毒の原因を調べるまでまったく知らなかった。


ジャガイモの皮と芽には「ソラニン」という物質があり、食中毒の原因なのです。

以下、くらしの安全情報サイト抜粋
http://www.anzen.metro.tokyo.jp/tocho/signal/signal_0106.html

じゃがいもは、アルカリ食品で少量でも良質のタンパク質を含有し、ビタミンB1、Cが比較的多い食材です。しかし、ソラニンという苦みのある有毒成分を含み、これを多量に摂取すると中毒を起こします。ソラニンは芽の部分に特に多く(次いで外皮に)含有されます。
日本中毒情報センターに寄せられる年間3〜4万件の中毒(感染症を除く)情報のうち、年により差はありますが、ジャガイモに関するものは毎年30〜40件あります。
 平成11年6月、福岡市内の小学校で理科の教材として栽培したジャガイモを茹でて食べ、生徒19人が吐き気や頭痛におそわれたという事件がありました。市内の他の学校でも教材用にジャガイモを栽培していましたが、食中毒を起こした学校のものは、毒性物質の濃度が突出して高く、原因とし100g以上の大きさのものが育っていなかったことから、栽培・育成条件に何らかの問題があったことが考えられます。平成12年度中毒速報(厚生労働省)にも、7月に広島県、神奈川県の学校でそれぞれジャガイモにより20人の患者が出たとの情報があります。

家庭では次のようなことに気を付けましょう。
 

  • 家庭菜園で作ったジャガイモは苦みを感じたら食べない。
  • 芽が出たものは、その部位を完全に取り除き、皮もむいた方が無難
  • 外皮が緑化したり、さらに褐色化したものは、食べない。

 
なお、ソラニンは水溶性なので茹でることで減少しますが、多量に含まれていた場合は中毒を起こす量がまだ残っていることがありますので注意しましょう。


今までの知識ではジャガイモの芽は発がん性物質が含まれる。と、いうことだけ。
まさか食中毒になるソラニンという物質まであるとは・・・

勿体ない精神は良いことだけど、生命に関わることだと、割り切って捨てた方が良いね。
とても痛い勉強代になりました。

  1. もしジャガイモが古くなったら、芽は完全に取り除く。
  2. 古いジャガイモの皮も要注意。
  3. 柔らかくなったジャガイモは硬い所まで皮を剥く。
  4. そんなジャガイモは見切りをつけて捨てる。
  5. ていうか、絶対に食うな!

まず、俺の初期症状から説明します。

  1. 食ってから数時間後に熱っぽくなり、頭がボーッとする。
  2. 最初風邪か何かと勘違い。(この時点で食中毒と気が付けば、毒を希釈させる為に水かスポーツドリンクを大量に飲む事。でも俺は気が付かず。)
  3. 翌日は間接が痛くなり、相変わらず熱っぽい感じが続き、腹痛と下痢が始まる。
  4. 熱っぽさ等がなくなり、腹痛と下痢だけが1日中繰り返される。


ウォシュレットが欲しい。